施工事例集
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施工事例集
水まわり工事016
■着工前
■完成
設備概要
賃貸アパートの1室の風呂釜の交換工事を行ないました。
排気ダクトに不備があり、現況の法との整合性もなかったため、お取替えを進めての施工です。
施工のポイント
一見施工前と施工までは何が変わったのか分かりづらいと思いますが、実は大きな違いがあります。
- 施工前の煙突は本来上向きで排気トップが付いていなければいけませんが、何らかの影響で排気トップが欠落してしまっています。
- このままですと排気不良を起こし不完全燃焼による一酸化炭素中毒の発生の恐れがあります。
- 施工前の給湯機はCF式の給湯機で給気は自然給気を行い、排気のみを強制的に行なうタイプの機種となっています。
- とある事故(CF機器の不完全燃焼による事故)を境にCF機器⇒CF機器への交換は推奨せず、CF機器を交換する際はFF式機器を推奨するようになりました。
- 施工前の機器の煙突が1本なのに対し施工後は2本となり、排気のみならず給気に於いても強制的に屋外より取り入れより安全面が強化されました。
- 機器の交換の際はそれに付属する部品(煙突等)も既設を使用せず、必ず交換しなければいけないと法律【特監法】で定められています。
特定ガス消費機器:屋内式ガス給湯器(FF・F・CFタイプ)の給排気工事は「特定ガス消費機器に関する法律【特監法】の有資格者の監督下で行なうよう法律で定められています。